[ 臨床に役立つQ&A (Explanation)]
山下真司, 神谷健太郎
Geriatric Medicine (老年医学). 2018 Vol.56 No.7. p.659-662.
SUMMARY: 心血管疾患は加齢に伴い発症率が増加する代表的な疾患であるが, 近年注目を集めているサルコペニアも2017年にICD-10に加えられるなど, その重要性が認識されるようになってきている. 筆者らの検討では, 65歳以上の高齢心不全患者のサルコペニア有病率は35.2%, 75歳以上では46.7%にものぼり, ほかの心血管疾患患者や地域在住高齢者と比較しても極めて高い. 本稿では, 高齢心不全患者におけるサルコペニアの評価と介入について最近の研究成果を交えて紹介する.
journal URL: http://www.lifesci.co.jp/gm/20180725_9231/
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